2年生・後期

SUB-SPECIALTY
COURSE 07

トリガー
ポイント講座

講師:小松教布先生
サンテ鍼灸院代表

筋疾患などにおいて
出現するトリガーポイント
への鍼施術を学ぶ

こんな人におすすめ!

慢性疼痛の治療に
興味がある人に

「トリガーポイント」とは痛みを発する点(発痛点)のこと。近年、慢性痛の原因として注目されています。マッサージを受けても、温泉に入っても、注射を受けても、手術をしても治らない慢性痛の8割は、筋肉内部に生じた〝ひどいコリ“が原因の『筋・筋膜性疼痛症候群』で、痛みを起こす筋肉の内部には、硬くしこったバンドのような部分があり、そこを強く押すと独特の激しい痛みを起こすトリガーポイントがあるのです。

「たとえば、背中を支える脊柱起立筋のトリガーポイントによる腰痛が、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症と間違われたり、左胸群の痛みが狭心症と疑われたりといったことは多々あります」(小松先生)

本講座では、特に痛みに対して治療効果が高い「トリガーポイント鍼治療」を伝授します。

「大学病院で行われている『筋肉内刺激法(IMS)』よりも細い鍼を使い、治療を行います。だいたい治療の一日二日後ぐらいから痛みが消えたという患者さんが多いですね」(小松先生)

トリガーポイントは、筋肉があるところ、身体全体のどの部位でも発現します。しかも患者本人が痛いと感じている場所とトリガーポイントは必ずしも一致しない場合が多いため、診断・治療は難しい上に、痛みのメカニズム自体、医学的にまだまだ未解明な部分もあります。

「痛みは体の状態プラス心理的要因がすごく大きい。トリガーポイント鍼療法を受けたという事実だけで痛みのレベルが下がる人もおられます。積年の慢性痛から患者さんを解放してあげる注目の痛み治療=トリガーポイント鍼療法をぜひ学んでください。」

小松教布先生

教員紹介ページ
オープン
キャンパス
資料請求
MENU