柔整科(柔道整復科)

柔整科柔道整復科

3年間みっちりと柔道整復について学び、国家試験受験資格を取得できる学科です。柔道整復は、骨折、脱臼、捻挫、挫傷、打撲などの運動器の損傷に対して、整復(元の位置に戻すこと)や固定などの施術によって治癒に導く医術。「手当の精神」をモットーに、日本の伝統医術である「柔道整復術」を融合させる教育を実施しています。心身を癒し、人間の持つ自然治癒力を最大限に引き出すことのできる柔道整復師の育成が目標です。

この学科で取得可能な資格

柔道整復師 (厚生労働大臣・国家資格)

この学科の入学データ(2019年度入学生)

男女別
年齢別
学歴別

課程学科

課程学科・募集定員・修業年数・入学資格は次の通りです。(週5日制)

課程 医療専門課程
学科 柔道整復科(柔整科)
授業時間 Ⅰ部 9:10〜14:30
Ⅱ部 15:00~19:50
募集定員 各30名
修業年数 3年
入学資格 高等学校卒業

※学校行事(解剖見学実習・球技大会等)により、授業時間を一部変更して実施することがあります。
※入学資格は、高等学校卒業(旧制中学校卒業及び文部科学省令により高等学校卒業と同等以上の学力を有すると認められた者を含みます)以上です。

柔整科の実力教員たち

太田康晴

僕がみている景色を共有してもらえる
授業を心がけています

柔整科教員太田康晴(おおた やすはる)

福岡治
国家試験
対策補講

苦手意識を克服して勉強すれば
合格できます

柔整科教員福岡治(ふくおか おさむ)

3か月安静の大ケガを治してもらった

高校時代、陸上部で短距離と中距離をやっていたのですが、3年の春、太ももの骨にひびが入る疲労骨折をしてしまい、「3か月は安静にしないと後遺症が残る」ドクターストップをかけられた。夏から秋にかけては引退試合も控えている。安静になんてしていられないし、ケガが治ったらすぐに調整に入りたい。焦る僕をなだめ、上手く治療してくれたのが、中和医療専門学校出身の柔道整復の先生でした。おかげさまで、引退試合にも出場できた。

柔道整復師ってすごいなという印象が残り、その後、この道を志すことになりました。

今、ここで教えながら、トレーナー活動もしています。ケガを治すだけでなく、ケガをしにくい身体を作ったり、疲労骨折しそうな時にセーブするよう助言したり、僕たち柔道整復師が役立つ場面は多いです。

中和出身の中和ファン

僕は中和のOBでもありますが、中和が本当に大好きです。学生に対しても自由を尊重するし、教員と学生の間にできるだけ壁を作らない雰囲気は、僕が在籍している頃から変わりません。入学当初、「こんな学校があったんだ」と驚き、すごくいいなと思いました。

感覚総動員で「記憶に残す」

国家試験対策の補講では、できるだけ興味を抱かせることを重視して、授業を進めています。写真や動画を駆使し、見る、聞く、触るなど、持てる感覚を総動員させて「記憶に残す」授業ですね。

「努力しろ」ではなくて、自然と覚えるといいなという思いで工夫しています。

特に動画はよくスマホで見てくれているみたいです。国家試験の後「あの動画で先生が話していたことが問題に出た」と報告されると、役に立ってよかったなと思います。国家試験で点数を取るのは、実はそれほど難しくない。キーワードをとんとんとんと覚えて行けばいいんです。苦手意識を克服して勉強すれば、すんなり合格できることに、早く気付いてほしいです。

先輩のアップデート・ストーリー

黒田拓海さん

想像以上にハイレベルな授業にびっくり、
上下のつながりもしっかりしています

柔道整復科3年生、本科2年生黒田拓海さん

40年以上つづけられる仕事

高校を卒業して8年間、会社勤めをしていました。とりあえず就職の波に乗ってみたのですが、この先40年もつづけられる仕事ではないなと思うようになり、転職を決意。治療家として独立開業をめざすことにしました。

柔道整復は以前から、面白そうな職種だなと思っていました。僕は中学から高校まで柔道をやっており、ずいぶん整骨院のお世話になったのでなじみがあったのです。それで、中和の卒業生である友人に相談したら、見学を勧められ、気に入って入学しました。今は本科と柔整科の両方にダブルスクールを利用して通っています。今後はまず柔整の国家試験に受かって、接骨院で勤務しながら実務経験を積み、本科であはき師の資格取得をめざします。

好きな科目は解剖学、とにかく面白い

勉強の中身は、想像していた以上にレベルが高いです。解剖学とか生理学とか、言葉は聞いたことがありましたが、実際に受けてみて、(こんなに体のことを細かく、しっかり勉強しなきゃいけないんだな)とびっくりしました。

好きな科目は解剖学です。愛知医科大学からいらしている中野隆先生の講義がすごく上手くて、よく分かる。柔道整復理論とかほかの単元でも、解剖学を知っていると「ここがこうなっているからこういうふうにケガするんだな」とか、イメージがしっかり作れるんですね。先生方はお世辞でなく、教え方が上手いです。ご自分の治療院を持っていて、治療しながら学校で教えている先生がたくさんいらっしゃるので。症例とか、実体験を交えながら、本当に分かりやすく教えてくれます。太田康晴先生の講義なんかめちゃくちゃ面白いですよ。

印象的だったのは入学式のとき。先輩が来てくれて、資料をくれたり、分からないことを教えてくれました。その後も、疑問があればすぐに隣の上級生クラスに聞きに行ける。上下のつながりがしっかりしていて、過ごしやすい。こんなつながりは他では感じたことがありません。

カリキュラム

1年次のカリキュラム

基礎分野では、患者さんとのコミュニケーションに役立つ心理学、グローバルな治療家をめざせるよう英語等を。専門基礎分野では、施術の基本となる人体を理解するための解剖学・生理学を重点的に学習していただきます。また、柔道整復のルーツとも言われている柔道も実技を中心に体得。設備の整った柔道場で、世界大会優勝経験のある指導者のもと、学ぶことができます。さらに専門分野では、柔道整復の概略ならびに包帯法などの基本的な技術を習得します。

基礎分野
  • 心理学 I
  • 心理学 II
  • 保健概論 I
  • 保健概論 II
  • 統計学
  • 英語 I
  • 英語 II
専門基礎分野
  • 解剖学 I
  • 解剖学 II
  • 解剖学 III
  • 解剖学 IV
  • 解剖学 V
  • 解剖学 VI
  • 生理学 I
  • 生理学 II
  • 生理学 III
  • 生理学 IV
  • 医療概論
  • 柔道 I A
  • 柔道 I B
専門分野
  • 柔道整復学総論 I A
  • 柔道整復学総論 I B
  • 柔道整復学総論 II A
  • 柔道整復学総論 II B
  • 柔道整復学総論 III A
  • 柔道整復学総論 III B
  • 柔道整復実技 I A
  • 柔道整復実技 I B
  • 柔道整復実技 II A
  • 柔道整復実技 II B

2年次のカリキュラム

専門基礎分野では1年次の学びをベースとし、病理学や運動学、リハビリテーション概論など、柔道整復が対象とする疾病と障害の基本を学習していただきます。さらに、整形外科学で治療に関するエビデンスを習得。また、柔道整復が社会で果たす役割への理解を深めるべく社会保障制度の知識も身に着けます。専門分野においては身体各部の疾病・傷害に関して、柔道整復の技術と関連づけた具体的な学習を行い、3年次の臨床実習を向けた準備を進めます。

専門基礎分野
  • 生理学 V
  • 生理学 VI
  • 運動学 I
  • 運動学 II
  • 病理学概論 I
  • 病理学概論 II
  • 一般臨床医学 I
  • 一般臨床医学 II
  • 整形外科学 I
  • 整形外科学 II
  • リハビリテーション概論 I
  • リハビリテーション概論 II
  • 柔道 II A
  • 柔道 II B
  • 社会保障制度
専門分野
  • 柔道整復学演習 I
  • 外傷保存療法
  • 柔道整復学各論 I A
  • 柔道整復学各論 I B
  • 柔道整復学各論 II A
  • 柔道整復学各論 II B
  • 柔道整復学各論 III A
  • 柔道整復学各論 III B
  • 柔道整復学各論 IV A
  • 柔道整復学各論 IV B
  • 柔道整復実技 III A
  • 柔道整復実技 III B
  • 物理療法
  • 臨床的判定(Ⅱ部のみ)
  • 臨床入門 I
  • 臨床入門 II
  • 臨床実習

3年次のカリキュラム

専門基礎分野では外科学概論・一般臨床医学を修得。これらは西洋医学とのコラボレーションによる治療が多い柔道整復にとって重要な知識です。また、関係法規は特に、独立開業した際に知っておかなくてはなりません。さらに専門分野では、柔道整復が得意とする身体各部の骨折、脱臼、軟部組織の損傷について処置・施術法を学び、習得した技術を確実なものにすべく附属接骨院で臨床実習を行います。11月頃には国家試験を担当する試験財団から試験委員が派遣され、柔道整復実技と柔道実技について認定実技審査が実施されます。

専門基礎分野
  • 一般臨床医学 III
  • 一般臨床医学 IV
  • 外科学概論 I
  • 外科学概論 II
  • 衛生学・公衆衛生学 I
  • 衛生学・公衆衛生学 II
  • 関係法規
  • 柔道 III
専門分野
  • 柔道整復学演習 II A
  • 柔道整復学演習 II B
  • 柔道整復学各論 V A
  • 柔道整復学各論 V B
  • 柔道整復学各論 VI
  • 柔道整復学演習 III A
  • 柔道整復学演習 III B
  • 柔道整復学演習 IV
  • 臨床的判定
  • 柔道整復実技 IV A
  • 柔道整復実技 IV B
  • 柔道整復実技 V A
  • 柔道整復実技 V B
  • 総合実技 I A
  • 総合実技 I B
  • 総合実技 II A
  • 総合実技 II B
  • 外傷予防
  • 臨床実習

国家試験対策

国家試験突破に向けて、出題傾向を研究し、問題の重要度や解き方、関連事項までを指導していきます。もちろん、模擬試験も実施します。自習の場として提供している図書室では、国家資格取得という同じ目標を抱く学生たちが、真剣に試験勉強に取り組み、お互いを励まし合っています。
また認定実技審査における整復実技については対策責任者を設け、ハイレベルな指導に取り組んでいます。さらに柔道の実技では、世界大会優勝者など優れた指導者のもと、合格レベルに達するまできめ細かなサポートを受けることができます。このように、柔整科では、学生たちの全員合格を心から願い、ともにめざし、学科試験と認定実技審査に対して万全のバックアップ体制で臨みます。
柔道整復師の 国家試験合格率は、第27回国家試験(2019年3月)で現役合格率80.6%と高い数値を記録。
・認定実技審査は毎年11月頃に行われます。試験財団が実施し合格する必要があります。
・学科試験は3月の第1日曜日に「柔道整復師」の国家試験が行われます。

柔道整復師

本校合格率80.6%
全国合格率65.8%

本科あん摩マッサージ指圧、はり、きゅう科

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