
課外活動
実践を積み、プロフェッショナリズムを身に着ける
課外活動は、実際の現場を体験することで実践力を鍛えるとともに、プロフェッショナリズムを身に着ける、絶好の機会です。中和の学生たちも、愛知・岐阜県下で開催されるいろいろなスポーツイベントに教員と一緒に出向き、活動しています。そこは、市民との交流をはかりながら、生きた勉強ができる意義深い場。鍼灸マッサージ師会や柔道整復師会の先生方とも交流を図ることができます。
ボランティア活動
特別な医療機器がなくとも、はり1本、あるいは徒手で治療ができる私たちの治療術は、インフラが寸断された被災地から地域のスポーツイベント、発展途上国への支援など、制約の厳しい環境下にも身軽に出向き、人助けできる素晴らしい技術です。
日本は自然災害大国。阪神大震災、東日本大震災、熊本地震など記憶に残っている地震災害だけでも多数発生しています。台風や集中豪雨による水害も毎年のように起きています。
そんななか、近年問題視されているのが、過酷な避難生活で体調を崩したり、災害関連死したりする人が大勢いることです。
西洋医学は、衛生環境を整え、感染症の発生を防いだり、病気やけがをした人を治療することは得意ですが、疲れを癒したり、未病の状態に働きかけ、体調を改善するのは不得手。そこは、鍼灸マッサージ師、柔道整復師の得意とするところなのです。
そこで業界団体は、東日本大震災から組織だった活動を始め、現在も東北各県の団体が仮設住宅への支援を行っています。また 各地域の業界団体は、各自治体と災害支援協定を結び始め、愛知県の業界団体も本校の所在地である稲沢市と2018年4月26日に災害支援に関する協定を結んでいます。
そして本校の教員も、熊本地震の時に業界団体の支援ボランティアとして現地避難所で活動を行い、国際医療技術財団 (JIMTEF)の災害時の多職種連携講習会にも参加し、研鑽を深めています。
やりがいと意義に満ちた課外活動に、みなさんも一緒に参加してみませんか。
身軽に出向き、人助けできる

ボランティアだからこそ責任感を持つ。
プロフェッショナリズムを身に着けたい
本科、専科教員清水洋二
本校は、業界団体からの依頼を受け、マラソン大会のサポートに赴く機会が多いです。私も学生を連れて、よく参加しているのですが、そこで感じるのはプロフェッショナリズムの大切さです。
プロたるもの、自分たちの職業が社会との契約の上に役立っていることを知り、なんらかの形で社会のために貢献するのは義務なんです。そうでなければ、プロである意味がない、
ボランティアというと「無償なんだから、適当にやってもいいんだ」「感謝されるのが当然」と思っている人が結構多いと思うのですが、間違っています。
我々治療家が行うボランティアの基本は、相手のニーズに、確かな技術で応えること。
ボランティア活動は、そういう高いプロフェッショナリズムを持った治療家を育成する場でもあると考えています。
スポーツトレーナー活動の一例

第14回 みのかも日本昭和村
ハーフマラソン大会
2020年1月12日(日)、岐阜県美濃加茂市の日本昭和村にて第14回みのかも日本昭和村ハーフマラソン大会が開催されました。本校はマッサージ・はり・テーピングコーナーを開設して参加しました。教員と卒業生を含む有資格者12名、学生13名の総勢25名体制で、160名の選手にケアを行いました。卒業生に指導を受けながら、選手の方々にマッサージすることができました。

第18回 いちのみや
タワーパークマラソン
2020年1月13日(祝月)、愛知県一宮市の光明寺公園野球場にて第18回いちのみやタワーパークマラソンが開催され、本校の学生・教員がはりきゅう・マッサージボランティアとして参加しました。地域の第一線として活躍する(社)愛知県鍼灸マッサージ師会一宮支部の先生方と共に総勢10名体制で、162名の選手にケアを行いました。スポーツ現場で貴重な臨床体験をすることができました。
(2019年度実績)
スポーツトレーナー活動の一例
実施内容 |
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名古屋ウィメンズマラソン |
いちのみやタワーパークマラソン |
犬山読売ハーフマラソン |
春の輝良ッ都フェスティバル |
秋の輝良ッ都フェスティバル |
みのかも日本昭和村ハーフマラソン大会 |
レッキーマラソン |
愛知県高校陸上尾張大会 |
一宮市健康祭り |
稲沢市消防ひろば |
(2019年度実績)