感染症対策

感染症対策

本校の「感染症対策」をご案内します

安心な学びの場を守るために、本校では生徒と教員が一丸となって感染症対策に取り組んでいます。十分な喚起、密集・密接の回避、手指や施設の消毒、マスク着用といった基本はもとより、“患者様と接し、手当てする”医療を習得する場ならではの対策にも力を注いでいます。

以下、本校ならではの対策について、感染症対策担当の教員より、ご案内させていただきます。

「対策と習熟のバランス」を取りながら講じています

「対策と習熟のバランス」
を取りながら講じています

柔整科教員太田康晴

本校の学びは、鍼灸や柔道整復、マッサージなど、全て患者様と接する仕事の学習であり、実習になりますので、完全に接触防止というのは難しく、対策と習熟度のバランスを考えながらの難しい取り組みを日々、工夫しながら進めています。

ペアを固定する

まず、実技のときには、施術役と患者役の「ペアを固定して行う」かたちで対策を取っています。ペアを固定する理由の一つは、万が一陽性者が出た場合でも、校内での濃厚接触者の特定が簡単で、かつほかの生徒への感染を最小限に防げることです。

さらに、感染が特に拡大している状況では、「接触禁止」にするといった対応も取っていますし、逆に少し感染が落ち着いてきた場合は、ペアは固定のまま、4人のグループを作り、グループの中でペアを入れ替えながら実技を進めるというように、その時々で臨機応変に判断し、取り組んでいます。

タオルは共有厳禁

実技授業では、タオルを使用する場合には共有はせず、自分専用のタオルを持参し、実技時には必ずそれを用いること、持ち運ぶ場合には専用の収納容器に入れることなども徹底しています。もちろん、使用したタオルは適宜消毒を行うとか、基本的にやれることを最大限注意しながら取り組んでいます。

ラウンジは椅子を減らし、密集させない

食事スペースにつきましては、1階のラウンジ(ガレリア)の椅子の数を半分に減らし、全体にゆったりとディスタンスを取れるようにしました。その分、1号館2階のホワイエでも食事がとれるスペースを設け、生徒さんには不便がないようにしてあります。

消毒は生徒と教員が協力

全ての教室の消毒は、やはり教員のみ、生徒のみで行うのは現実的に難しいため、教職員はもちろん生徒さんにもご協力をいただいて、それぞれの自分たちの普通教室もその日の終わりにはちゃんと消毒して帰りましょうといった形で取り組んでいます。

生徒さんにも協力してもらうことによって、感染予防の意識も結果高まっているのかなと感じる場面もあり、そこはプラスに捉えています。

本校は手技を身につける学校ですので、オンラインでの授業に向かない内容が少なくありません。保健係が中心になって感染症マニュアルを作成してはおりますが、重要なのはそれぞれが自覚を持って感染防止に取り組む姿勢だと思っています。

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